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令和 6年 6月定例会( 6月10日)  日程第2 一般質問
佐々木 由華(クラブみらい)
1 子どもの想いの反映について
4月末に小学生から「なぜちゅーピープールはなくなるのか」「二酸化炭素を吸収する木を切り倒してまで大型施設を作るのはなぜか」と質問を受けた。ちゅーピープール跡地は広島東洋カープが取得し、練習場や寮の移転先となり、選手とファンの距離がより近く感じるものにするとしている。しかし、プールを毎年楽しみにしていた子どもたちにとって、カープの選手を身近に感じられるようになることは嬉しいことだが、夏一番の楽しみともいえる遊具付きのプールがなくなる悲しさは計り知れない。子どもたちの体力向上や健康増進の面からみても、このような施設は通常の公園とは違う遊び方や楽しさが含まれている。新機能都市開発事業は、広大な土地を切り開き、観光交流施設を誘致するエリアと、工業団地整備をして、住工混在の解消に向けた取り組みを行っている。しかし、周知を図っているものの、はたから見ると大規模な森林伐採をして、何ができるのかわからない市民も多く存在する。特に子どもたちにとっては、生い茂っていた木々がなくなり、今後どうなるのか、何ができるかわからない土地への不安の声が上がっており、市の描く新機能都市開発事業の未来が見えていないように感じる。ちゅーピープールの件に関しては、広島東洋カープと中国新聞社は民間でのやり取りなので、市が関わることができないことは十分に把握している。しかし、子どもたちの想いや意見はどのように届けられ、反映されるのか。新機能都市開発事業は、まだ子どもたちの声を反映する機会があるのではないか。子どもたちの想いを大切にするまちづくりを望み、次の点を問う。
 (1)ちゅーピープールが廃止されるのであれば、遊ぶ場所が減る子どもたちへ代替え施設を設置する考えはないか問う。
 (2)新機能都市開発事業へ子どもたちの声を反映していく可能性はあるか問う。
 (3)こどもが主役のまちはつかいち宣言において、子育て世代の声を聴く取り組みは始めたが、今後を担う子どもたちの意見や想いを直接聴き、まちづくりに活かすプロセスを次期総合計画に取り入れていくことは可能か問う。
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